本日は定番品のカスタムモデルのご紹介。
ハーフウォレット"WLB-10"をバッファローレザーでお造り致しました。
通常このモデルで使用するサドルレザーは2mm,1mm厚のレザーを使用します。
しかし、バッファローレザーはシボが特徴の革の為、シボの深い部分を1mmまで漉くととても薄い部分が出てきてそのままでは使用できません。
しかし、なるべく厚みを抑えたい内パーツ部分にはどうしても1mm厚を使用したい為、以前のバッファローレザーのハーフウォレットでは淵を折り返して縫い合わせる方法を取りました。
しかし、折り返しの淵ですと直線にしか出来ないので内装は定番の形と違ってきてします、その部分がネックでした。
Wlb-10本来の内パーツの曲線を表現しつつ、革の厚みを抑え、強度的にも十分な細工方法をいろいろ模索し、なんとか内パーツをサドルレザーの定番モデルと同じ形で表現しました。
ということで、試行錯誤で形になったバッファローレザーのWLB-10なのでした。
そしてまた引き出しが一つ増えました!何事も勉強なのでした。
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