先日古くから付き合いのある友人たちと久々にご飯を食べた。
1年ぶり位に会う仲間がほとんどだが、10年弱会っていない友人も中にはいた。
彼らとはかれこれ30年弱の付き合いだろうか。
ここ最近はお互いに忙しく、気には留めていたが連絡もなかなか取れない状況だった。
久々に会う彼らは、相応に年を重ねた顔をしてはいるが、みんな昔と変わらない、そんな印象だった。
最初は相変わらず他愛もない、冗談を言いながら笑い話をしていた。
そんな中、一人の友人が仕事を変えた話をしだした。
10数年勤めた仕事を辞めて、まったく畑の違うバスの運転手を目指すべく今、教習中だという。
前の仕事ではそれなりの地位もあり、報酬もあっただろうになんでいまさら?と僕が聞くと、
もう一人の友人が『こいつ昔っからバスの運転手になりたかったんだよな』っと彼の肩をポンっと叩いた。
僕らは、良く見る青春ドラマのように、夢や将来を熱く語るような仲間では無かったが、
はるか昔に冗談交じりにそんな話を聞いた記憶が蘇った。
彼は、そんな冗談混じりの夢物語を、今までずっと温めてきて、その夢物語を現実にしようとしているんだ。
聞けば今週中にもお客さんを乗せての運転があるらしい。
素直に頑張れって言葉が口から出てきた。
この年になると、いろいろなしがらみがあって、なかなか現状を変える事っていうのは難しいけど、
それでも、一歩踏み出せば目の前の世界は変わるんだ。
立ち止まることもあるけど、そんな時こそ一歩踏み出そう。
そんな気持ちになった先日の出来事でした。
頑張ってこ~!
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