2012年2月1日水曜日

久々に

先日古くから付き合いのある友人たちと久々にご飯を食べた。

1年ぶり位に会う仲間がほとんどだが、10年弱会っていない友人も中にはいた。

彼らとはかれこれ30年弱の付き合いだろうか。

ここ最近はお互いに忙しく、気には留めていたが連絡もなかなか取れない状況だった。

久々に会う彼らは、相応に年を重ねた顔をしてはいるが、みんな昔と変わらない、そんな印象だった。

最初は相変わらず他愛もない、冗談を言いながら笑い話をしていた。

そんな中、一人の友人が仕事を変えた話をしだした。

10数年勤めた仕事を辞めて、まったく畑の違うバスの運転手を目指すべく今、教習中だという。

前の仕事ではそれなりの地位もあり、報酬もあっただろうになんでいまさら?と僕が聞くと、

もう一人の友人が『こいつ昔っからバスの運転手になりたかったんだよな』っと彼の肩をポンっと叩いた。

僕らは、良く見る青春ドラマのように、夢や将来を熱く語るような仲間では無かったが、

はるか昔に冗談交じりにそんな話を聞いた記憶が蘇った。

彼は、そんな冗談混じりの夢物語を、今までずっと温めてきて、その夢物語を現実にしようとしているんだ。

聞けば今週中にもお客さんを乗せての運転があるらしい。

素直に頑張れって言葉が口から出てきた。

この年になると、いろいろなしがらみがあって、なかなか現状を変える事っていうのは難しいけど、

それでも、一歩踏み出せば目の前の世界は変わるんだ。

立ち止まることもあるけど、そんな時こそ一歩踏み出そう。

そんな気持ちになった先日の出来事でした。

頑張ってこ~!

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