2012年2月1日水曜日

梅雨まっただ中、本日もジメジメした陽気が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?

今日は先日入荷した動物のパーツについてのお話です。

最近僕が作る品に、動物のパーツを取り入れた物が多くなっています。

元々革は動物からの頂き物なんですが、その他のパーツ、歯や角や蹄などなど。

これはインディアンクラフトからの影響が有っての事なので、ラコタの人々にゆかりのある動物のパーツを主に使用しております。

バッファローやコヨーテ、イーグルのパーツを眺めながら、サウスダコタの草原を想像してみたり、

この動物と、その土地で暮らす人々との関わりあいを想像したり、そんな風に考えながら作品に取り入れています。


そんな中、今回入荷した動物のパーツもそういった意味で色々な想像を掻き立てられる素晴らしいパーツなんです。

どんな動物かといいますと、ハイイログマの爪、グリズリークローなんです。

インディアンと熊との関わりを学びました。

グリズリーに魅せられて遠くアラスカの大地に移り住んだという方の本を読みました。

グリズリークローを使用した、素晴らしいシルバーアーティストの作品を見ました。

そういった数々の経験から、この動物への興味は僕の中で膨らむばかりでした。

そんなある時、有るタイミングで僕の手元にやってきたグリズリークロー。

時期が来たら、作品として使用したいです。

ただ今は、この爪を眺めながら、この動物の事を想像したいと思います。


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