2012年2月1日水曜日

月を見ながら

家族団欒の席でたまに話に出る遠い昔付き合いのあった父の友人の話。

父にも僕と同じようにたくさんの思い出が有り、

その思い出を一つ一つ大切に話してくれた。

そんな旧友の訃報をニュースで知り父に知らせた。

それを聞いた父は物悲しげに、そっかと応えた。

そんな父の表情が僕の思い出の一つになった。

空を見上げると、小さな満月が光っていた。



旧友の方のご逝去を悼み,謹んで哀悼の意を表します。

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