2012年2月1日水曜日

下町の思い出

今日は思い出話しなどにお付き合い下さい。


まだ子供のころ、親戚のおばさんが住んでいた東京の月島というところに行きました。


おばさんの家は、商店連なる大きな通りから小さな横道を入っていった所。


商店街はちょうちんがあちこちに光っていてとても綺麗だった記憶がある。


僕の住んでいるところも下町といわれる土地だったけど、東京の下町はなにか違う感じがした。

お江戸の風情みたいな物を子供心に感じた気がする。


しかし、おばさんの家に言った事はその一度きりで、晩年おばさんはその土地を離れ、千葉の館山に移住してしまった。


それ以降、月島に行くのはおばさんの所に行くという目的ではなく、お好み焼きを食べに行くという目的に変わってしまったが、あの商店街を通ると、昔にトラックバックするような、そんな気がしていた。


おばさんには親戚の冠婚葬祭で何度か顔を合わしたけど、いくつになっても元気満タンで、背の小さい、いつもニコニコしている、可愛らしいおばあちゃんだった。


そのおばあちゃんも先日亡くなった。

86歳なので大往生だけど、はやりちと寂しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿