2012年2月1日水曜日

ショルダーバックその2

昨日に引き続きショルダーバックの新作2つめ。

先日の黒革のバックはどちらかというと一般受けを狙った仕様でと考えたものでした。


こちらのナチュラルの物は僕が作りたかった仕様の物になっています。


これからも作っていきたいモデルなので今後定番化していこうと思っていますが、定番としてお出しするモデルはこちらの仕様をと考えております。


で、どんなものかというとこんな感じです。









先日の黒革のバックと仕様は一緒で、収納は1室で内部の背面に半面ポケットが付いています。

そして前面にもう一個ポケットが付いており、センターで2分割のポケットになります。
こちらは携帯、タバコなど小物が入る大きなのポケットになります。


外装は、バックの前面にパイピングを施し、見た目と強度をUPした作りとなります。

黒革との大きな違いは、かぶせの形状と、留め具なんですが、かぶせの形状は留め具に合わせた最適なデザインで作りました。

というのは、黒革のモデルは、留め具は真鍮のフック金具を使っているので、フック金具を通すリング全体を革で包んでしますと、取り外しの際リングの革が擦れて傷がつく、それにリング自体が太くなるなるため、フック金具の脱着がしづらいということから、フック金具と取り付ける部分のみ、リングの地肌を出す仕様になっっています。

ナチュラルの方は、留め具にコヨーテトゥース(歯)をディアスキンで包みビーズワークをしているため、こちらは真鍮リングの地肌が見えていると、力がかかる部分の為、トゥースやビーズが壊れないかという不安があり、リング全体を革で包んでクッションの効果も狙った仕様にしました。

他にも、ショルダーの長さ調整が容易にできるために、2重リングで長さを変えられるようにしてありますが、こちらも金具を使用しないで、牛の丸紐でリングを作り長さ調整出来るようになっています。


本体とショルダーをつなぐ部分には黒革は真鍮コンチョ、ナチュラルはビーズコンチョを取り付けて見た目のアクセントになっております。

と、今回の作品はいろいろ試行錯誤してやっと出来あがった作品なのでセールスポイントは多々あるんですが、ここで長々書くより実物を見て頂いた方が良いと思います。

ご興味のあるお客様は是非あ~てぃすとマーケットへお越しください!

第12回あ~てぃすとマーケット
2009年12月25日(金)~12月27日(日)
11:00~18:30
横浜赤レンガ倉庫1号館1F・2F
ブースNO.16


ちなみに!現状ビーズワークのデザインが違う絵柄に変わっています。
この写真よりももっとこのバックに合うデザインになっておりますので、その点もお楽しみに!

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