昨日友人と海に行き、以前からお世話になっているサーフショップに久々に立ち寄りました。
海沿いの道も不景気のせいか軒並み閉店してる店舗が目立ち、そんな話をしていたところショップのオーナーさんがこんな話をしてくれました。
サーフボードもハンドメイドで一本一本今現在は作られています。
今はそれが当たり前なんですが、最近ちらほら目立ってきた型に入れて作るような格安ボードやマシンシェイプの格安ボード、これが一般的に主流になると、プロショップは生き残れなくなる。
どれも同じ形、同じ性能で売られていたらどうする?一番安く買える所探すでしょ?って。
そうなると、小さなショップで仕入れして売ってるところは大型の量販店、資金のある店には到底太刀打ちできるはずも無く、消えていくのが運命と。
こんな話を聞いていて、僕らのようなクラフトをやっている人にも同じ事がいえるなと思いました。
革製品は以前からとても手軽に売られている物も多くあります。
似たような形、機能性で売られていれば、間違いなく金額の安い方を選ばれる方は多くいると思います。
そういった状況の中で僕らが生き残っていくにはどうすればいいか?
そんなことを考えさせられるお話でした。
結果的にはうち独自の考え方による作品作りと更なる技術の向上。
後はまじめに一個一個の作品と向き合って作っていく、そんなことしか考え付きませんが、これが一番重要なんではなかろうかと、そんな結果にたどり着きました。
いろいろな業界で生きている方の話はとても重いしためになる話が多いですね。
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