陽がさんさんと降り注ぐ心地の良い一日いかがお過ごしでしょうか?
最近はじっくりテレビ(スポーツ観戦は除く)を見ることが無かったですが、先日何の気なしにつけた番組に釘付けになりました。
写っていたのは昆虫や魚などの生き物。
でも、それは金属で出来ている置き物でした。
リアリティーを追求するがごとく、精密に作られたその動物たち。
そのたたずまいもさることながら、さらに間接などが動くんです。
今ではプラモデルなどで、関節を動かせるなんて言うものがあるようですが、これを製作したのは江戸時代だとか。
なんともすごい技術です。
そしてこの技術の大本は戦国時代に甲冑を製作していた職人の流れだとか。
甲冑はもちろん防具なので身を守るというのが前提でありながら、軽くかつ動きやすくなくてはならない。
そういった難しい点をクリアしなければいけない製作の中で、職人たちの技術は高められていったんだと思います。
しかし、戦国の世も終わり、戦いの少ない世の中になると、甲冑の需要は急激に落ち込んだそうな。
仕事が減る中でその技術をいかし、製作されたのがこの置き物だったそうです。
その着眼点もすごいと思いますが、出来あがった作品もまたすごい。
数少ない道具の中で、想像力とアイデア、それを支える技術。
まさにアートだと思いました。
そんな番組を見ながら、技術もさることながら、先を切り開く発想力と、芯のブレない柔軟性に感銘を受けました。
そして、僕もそんな部分を磨いて行きたいな~と目の前のインディアンアート作品を眺めながら思った今日この頃でした。
ということで今日はこの辺で!
0 件のコメント:
コメントを投稿